あなたは大丈夫ですか?掲示板詐欺に騙される大人たち

訴訟記事

1周まわって今流行している【掲示板詐欺】についての情報ですが、最近のトレンドというか新しい動きが出てきたようなので共有します。

それにしても本当に怖い世の中です。

誰が一体こんなことを考えるのでしょうか。

早速ですが、解説していきます。

危険な悪評掲示板のリスク

個人情報は取得していませんといいつつ、実は取得しているパターンが多くあります。取得した情報をもとに、悪評を書いた企業に言われたくなければお金を~みたいなパターンです。最近だと半グレとか反社的な人たちがそういった掲示板を運用しているなんて噂もあるので、本当に危険です。そういった人たちは小銭稼ぎで掲示板なんかを運用しません。実際かなり悪質な手口を使っています。

通常の掲示板リスク

通常のリスクも解説します。まずは、掲示板などに悪口を書くのはやめましょう。特に、内部情報を外部に公開してはいけない契約などになっている場合、大きな問題に繋がります。会社の実態がないような本物の詐欺会社であれば、何を書かれようとトンズラして終わりですが、実態のある会社でしかも売上規模も大きいような場合、お金を使って特定してきます。海外サーバーが~とかIPが~とか言って大丈夫だと勘違いしている人もいますが、海外サーバーを使った掲示板でも、個人で情報開示で勝訴している事例もあります。企業が本気を出せばすぐに特定されます。

集団訴訟持ちかけパターン

最近流行っているのか、よくみかけるやり口です。多くの参加者がいるであろうサービスを標的にして、あたかも内部の人のように詳しいことを書いて、正義の味方のように振る舞って集団訴訟を持ちかけます。その後、信頼した人とか相手の会社に不満を持っている人が集まります。そして個人情報を取られたり、変なサイトに登録させられていたり、金銭をだまし取られたりなどするパターンです。情報を精査しているとわかりますが、とても悪質な情報商材などでも、実はそのほとんどが集団訴訟を起こされていません。つまりどういうことかというと、結局自分で何もできない人たちを狙って、「私が訴訟起こすからあつまれ!」このように不満がある人を集めて、目的が達成できたら放置!ということをしています。

訴訟系のサイトをみてみると、ものすごい勢いで盛り上がった後に一切進まなくなって、数ヶ月に一回くらい「これ結局どうなったんですか?」このような書き込みを多く見かけます。この流れがその最たる例です。

詐欺救済からの詐欺パターン

こちらは掲示板以外でもよく見かけるパターンです。詐欺被害にあった人に対して救済するように見せかけて、それ自体がまた詐欺というパターンですね。こういった詐欺はよくリストにされると言われるので、そもそも引っかからないようにすることが重要です。

掲示板からのパターンですと、例えば【返金成功しました!やり方知りたい方は~】このような感じで、ある程度信頼を得てから、需要が高そうな情報を提供するふりをして近づいてきます。結果的には、こんな情報はそもそもなくて、金銭や情報を取得する目的で自作自演しているだけです。

悪評掲示板は運営しているメリットがない

通常、掲示板などはアフィリエイトなどの広告などで収益化しています。ところが怪しい悪評掲示板には広告がありません。

企業の悪評を放置しておくことは、本来であれば掲示板にとってデメリットしかありません。企業の名誉毀損になるような内容を放っておいていることになるので。それでも放置している理由は、残しておけば、それを見た誰かがまた書いてくれるからです。

会社やサービスに不満を持ったユーザーが、掲示板運営者の客になります。様々な手口で情報を取得することで優位に立ちます。運営者が不明の掲示板には特に注意してください。

本当に悪い会社やサービスなら本気で立ち向かえばいい

詐欺をしている会社や、誰がどう見ても100%おかしい会社などであれば、自身も名前を出して表立って戦えばいいと思います。それなのに戦わないというのには理由があって、

・実際は自分の努力不足とわかっている

・誰かが悪口を言ってるから乗っかりたい

・他力本願で失敗は全部相手のせいにしたい

このような人たちです。

明らかにおかしい会社であれば、今の時代必ず炎上します。立ち向かう人がいれば皆が応援してくれるはずです。なのに、怪しいサービスや会社に対して、自分も怪しい掲示板を使うというのは、おかしな話です。

ここで言えることは、実態のある企業が運営している掲示板は別として、運営者不明のあやしい掲示板は、書き込みが多くて盛り上がっているんじゃなくて、雇った人(サクラ的な)が書いて盛り上がっていることがほとんど、ということです。

誰かが書いていると、安心して書いてしまったり、更新されないかな~と思って見てしまう気持ちは理解できます。ただし、怪しい人たちはその心理テクニックをたくさん使い、情報を抜き取ってきます。気をつけて、としか言いようがありませんし、そもそもそんなところに書いてはいけません。

近年、企業は誹謗中傷対策にチカラを入れてきていますし、「急に訴状が届いた」なんて不思議な話じゃなくなってきています。

書き込む場所と、戦うべき相手は間違えてはいけません。安易なことで家族を巻き込んで不幸にする・・・という話は本当によく耳にします。黒いところには近づかない。これを肝に銘じてください。

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